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摂りたい食事・控えたい食事

生活習慣病対策の「食べてはいけないもの」は脳梗塞にも影響大

脳梗塞とは脳内の血管が詰まってしまうことが原因で起きる病気。そこに直結する動脈硬化は、高血圧や糖尿病、脂質異常症といったいわゆる生活習慣病ともおおいに関係があります。もちろん、ある程度高齢になると血管が老化する側面もありますが、食事などで摂取する栄養成分は、生活習慣病の食事制限でも指摘される部分で、代表的な組み合わせを以下に紹介しましょう。

糖尿病:糖質を抑えるためにとくに炭水化物の摂取を制限する。

炭水化物に含まれる糖は体や脳を動かすための栄養素として人間の体には欠かせないものです。しかし摂取し過ぎてしまうと余った糖質は全て中性脂肪として蓄えられてしまいます。この状態が長く続くと糖質が蓄えられ過ぎて糖尿病の原因となります。

お米

例えば日本人が日常的に食べているお米。昔は食べ物のレパートリーが多くなかった日本人にとって欠かせないものでしたが現在は食べ物のレパートリーも豊富で、お米以外からも栄養素を十分摂取できるようになりました。そのことからお米を摂取し過ぎてしまうと、他の食品と重なって糖質を摂取し過ぎてしまう恐れがあります。コンビニで売られているおにぎりのカロリーを確認してみるとあんなに小さいものなのにも関わらず、200kcalを超えている製品がほとんどです。またパスタやうどん、そばも炭水化物に分類されるので注意が必要です。

果物

一見、野菜類は体に良いイメージがありますが、注意が必要な食事もあります。具体例を挙げていくとイモ類とトウモロコシ。これらの食材は野菜ではありますが、炭水化物を多く含み野菜の中でもトップクラスです。また果物も何気に炭水化物を多く含む食材があります。バナナやりんご、なしは注意した方が良いですし、果物を乾燥させたドライフルーツは炭水化物量が凝縮されています。甘いと感じる果物は当たり前ですが、それだけ糖質が多くなっているのでその基準で判断すると良いでしょう。

砂糖

砂糖類は当たり前ですが100パーセント糖質の固まりなので注意しましょう。砂糖をそのまま舐めるという人はいないと思いますが、コーヒーに入れる角砂糖や料理に入れる砂糖は日頃から量を徹底的に管理しましょう。また自分で管理できない、ペットボトルの飲み物や缶ジュースは角砂糖何十個分というありえない数の糖質が含まれているので、水やお茶など無糖のものに切り替えて摂取したほうが良いでしょう。

高血圧:塩分摂取を制限する。

ついつい取り過ぎてしまいがちな塩分ですが、厚生労働省が推奨する一日の塩分摂取量の目安は男性8g・女性7gです。数字にしてわかりにくいと思うので目安として梅干し一個あたりに塩分は約4gです。こうして考えてみると男性は2個・女性は2個食べてしまったら制限オーバーになってしまいます。非常に少量で1日の摂取量を大バーしていますが、日本人は昔から保存食文化だったため日常的に塩分を摂り過ぎているのです。とくに注意したいのが料理の時の調味料の使い方。調味料には大量の塩分が含まれているものが多いので醤油・味噌・顆粒だし等の使い過ぎには注意しましょう。塩分の過剰摂取の原因となります。

・加工食品

便利で生活にすっかり欠かせなくなっている加工食品やインスタント食品。味もしっかりしていて、自分で作ったりお店で食べるよりも美味しいものも中にはあるぐらい進化しています。しかし「塩分は?」と聞かれると疑問視されます。例えば日本人が「カップラーメンといえば?」と聞かれてまず最初に出てくるであろうあの商品。一食あたりに含まれている塩分量は約5gです。これを三食摂取したら15gもの塩分を摂取することになります。1日に3食カップラーメンを食べるという人はいないと思いますが昼食に1食、食べたとしても朝食と夕食の塩分摂取量を考えたら塩分過多になってしまう可能性は高くなるでしょう。日本人でこのような塩分の摂取量を守れている方は少ないでしょうが、食品一つひとつに含まれる塩分が何気に多いことを把握しておきましょう。

腎臓病:タンパク質摂取を制限する。

タンパク質は身体の筋肉や血管を形成する上で大切なものなので、過剰に摂取制限する必要ありません。しかし体に良いからといってそればかりを摂取することは問題です。

タンパク質といえば鶏肉や大豆製品、チーズなどに含まれていることが有名ですが、それは高タンパク食品というだけのこと。パスタなどの炭水化物にも含まれています。そのことから知らないうちに過剰摂取してしまう恐れもあります。たんぱく質の過剰摂取は内臓疲労の原因となり体内で余ってしまったたんぱく質は全て尿として排出されるため、その分を体内で分解しなければなりません。

そうなってくると余計に尿を作らなければいけなくなるので、体内の水分をその作業に使ってしまい水分不足になってしまいます。脳梗塞にとって水分不足は禁物です。水分不足になってくると血液がドロドロになってしまい、血管内で詰まってしまう恐れがあります。脳梗塞を発症した方は、水分を毎日一定量摂取することが義務付けられているぐらい重要なことなのです。そのことから直接的な原因ではありませんが、たんぱく質の過剰摂取が脳梗塞のリスクを高める恐れがあります。

そして、喫煙や過度な飲酒もメタボリックシンドロームの大きな要因。脳梗塞からの回復を目指す人で、生活習慣病が同時にあれば医師や管理栄養士の指導のもと食事もある程度管理されるでしょう。そうでない場合でも、脂身の多い肉類、トランス脂肪酸の多いマーガリンやマヨネーズ、揚げ物などは避けるのが賢明です。

脳梗塞から回復するのに「進んで食べたいもの」とは

一般論として、食事は肉類や揚げ物、ファストフードなどを避けて青魚大豆食品などを積極的に摂ることが推奨されます。

例えば、青魚を例にとると不飽和脂肪酸が含まれていて、DHAやEPAといった成分はサプリメントなどでもよく耳にするもの。これは中性脂肪や悪玉コレステロールを抑えることで動脈硬化対策になるともいわれています。肉や乳製品などに含まれているのは飽和脂肪酸で、こちらの脂分は悪玉コレステロールを酸化させることで動脈硬化のリスクを高めるわけです。

老化の影響も含めた対策としては、抗酸化作用が期待できる食材も注目。ビタミンCやビタミンEが豊富なカボチャやトマト、玉ねぎなどの緑黄色野菜、大豆製品や海藻、キノコ、ゴマなどが身体の酸化対策に役立ちます。

また、カルシウムを十分に摂らないと、骨のカルシウムが溶け出して、血管を詰まらせることもあるので要注意です。

脳梗塞を発症した後から食べられなくなる食材もある

脳梗塞はたとえ発症したとしても、確実に死亡してしまうというわけではありません。

自覚症状のないまま脳梗塞を発症して日常生活をしている方もいるぐらいです。脳梗塞は梗塞が起こった場所により、言語障害・記憶障害・動作障害・半身麻痺・呼吸器障害など症状も人により様々です。しかし生存する可能性もあり脳梗塞後も日常生活を続けている方はたくさんいらっしゃいます。

ところがこのような方達は再び血が固まって脳梗塞が起こらないように、血が固まらない薬か血管を拡張する薬を飲み続けなくてはなりません。その中で薬の効果を高めるために食べられないものが出てくるのです。

血の凝固を予防する薬と納豆

脳梗塞は動脈硬化や血が固まって詰まる、脳腫瘍など起こる原因も様々ですが血はドロドロになりやすいので、血のドロドロを解消する薬を飲み続けなくてはなりません。いわゆる血をサラサラにする薬というやつです。

この薬の効果の持続を妨げるのがなんと納豆なのです。納豆は健康食品として有名ですがビタミンKが豊富に含まれおり、このビタミンKは血を凝固する作用があるのです。正常の血液状態の方が納豆を食べていても健康食品と呼ばれているわけですから全く問題はありませんが、脳梗塞を発症して薬を常用的に飲んでいる人は血液に結びつくと薬の効果を無効化してしまいます。ということは納豆を食べてしまうと薬を飲んでいる意味がなくなり、脳梗塞へのリスクを高めることになります。

納豆といえば大豆製品ですが、お豆や豆腐などは摂取しても問題はありません。また粘り系食品の山芋やオクラなんかも同じようなカテゴリーに分類されますが、こちらも問題はありません。

血圧抑制剤とグレープフルーツ

高血圧から脳梗塞を発症した方は血圧を抑制するために、血管を拡張する作用のある薬を服用します。しかしこの薬とグレープフルーツをかけ合わせると効果が無効化されるわけではなく、かえって効果を増幅して血圧が下がりすぎてしまう恐れがあります。血圧が下がりすぎると頭痛やめまい、心拍数の増加を引き起こしてしまいます。

このような薬は常用的に飲まなくてはならなくなるで、たとえ大好物であっても禁物です。野菜ジュースやミックスジュースなどにも含まれている恐れがあるので注意しておきましょう。ちなみにグレープフルーツと同じ部類の柑橘系のレモン・みかん・オレンジなどはこのことにより、危険な食べ物と思いがちですが、食べても全く問題ありません。

以上が気をつけなければいけない食べ物ですが、病院や医師により処方される薬の種類が変わってきますので食べてはいけないものは事前に確認しておいてください。

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