

脳梗塞の半身不随のことを知って、予防・再発防止に役立てましょう。

ここでいうファシリテーションとはビジネス用語ではなく、神経筋促通手技や神経生理学的アプローチともいわれるもの。特に近年は脳科学の進化とも関連して、ニューロリハビリテーションと呼ばれるファシリテーションが注目を集めていて、脳梗塞のリハビリに取り入れられているものもあります。脳梗塞では脳の神経細胞の一部が死滅してしまうので、その代替となる神経細胞を再生させるため、脳神経を刺激するのがファシリテーションの目的。それもあって、ファシリテーションとニューロリハビリテーションはほぼイコールだと認識されています。
ここではファシリテーションテクニックの中から一部をピックアップして概要を紹介します。
ファシリテーションを行うにはいくつか条件があります。マヒは残っていてもある程度関節が柔軟に動くこと、身体の軸が安定していて四肢を動かしてもバランスを保てること、自律神経が安定していること──などが挙げられます。
自宅でもできるファシリテーションとしては、片麻痺がある状態での上肢・下肢・体幹それぞれの運動。そして歩行トレーニングなどもあります。
なお、これはあくまで自主トレーニングという意味であり、障害の度合いや症状などによって異なるので、前もって専門家に相談してから実践することをおすすめします。
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