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患者さんの体験談

左半身不随から装具なしの生活に回復した体験談

脳梗塞で入院、左半身マヒから5ヶ月ほど経った、60代女性の体験談を紹介します。

最初の兆候は左足の違和感で、まだ歩ける状態でしたが病院に行き、MRI検査の結果入院することに。左手と左足に力が入らなくなり、早期発見で治療を受けられたものの、脳梗塞の怖さを実感しました。

病院では毎日2時間ほどのリハビリを1月半続けました。私にとってリハビリは苦にもならず、むしろ楽しみといえるほど。後で思うと、かなり軽めのトレーニングだったのでしょう。

その後、娘のすすめもあって専門のリハビリセンターに通うことにしました。こちらは装具を受けずに歩行できるようになることを目指そうとのことで、車椅子生活だった私にとっては大きな励みになりました。

以来、4ヶ月ほど今のトレーニングを続けて、室内では車椅子なしでも生活できるようになったのです。入浴以外は自分ひとりでできますし、装具不要になるまでの期間も当初思っていたより短くて済みました。

引用元:脳梗塞リハビリセンター ご利用者さまの声

個別サポートで右半身不随からの回復に取り組む体験談

3年ほど前に脳梗塞を発症、右半身マヒとなり急性期病院~回復期病院~デイサービス~リハビリセンターと場を移しながら回復に努める、60代男性の体験談を紹介します。

右手は腫れた状態になり、右足は自分では動かせなくなり救急車で病院に。自覚症状もなく、健康診断でも異常はなかったので、突然の脳梗塞にまさか!という感じでした。

リハビリは入院してから1週間後にスタートしました。いわゆる急性期病院でのリハビリで、メニューは言語回復のトレーニングやベッドでの運動に歩行訓練。毎日3時間ほどのボリュームでした。並行して回復期病院も探していたのですが、空きの都合もあって移ったのは4ヶ月後。こちらでも言語や歩行、それに筋力や手の動きを鍛えるトレーニングを1~2ヶ月ほど行いました。

当初、自分としては数ヵ月で職場復帰しようと思っていたのが、この頃には簡単に回復できるわけではないことに気付きました。回復期病院の後はケアマネージャーに先行きの相談もした上で、紹介されたデイサービスでトレーニングの日々。ここでのリハビリは患者個々に自分で行うもので、多少の改善はあったものの満足には至らず、探し当てたのがリハビリ専門施設です。

このリハビリ専門施設は理学療法と鍼灸を組み合わせているのが特徴。個別サポートで2~3時間、集中してリハビリに取り組めるのがいいですね。自分にはここが合っているようで、右足の動きも以前よりはスムーズになってきました。

引用元:脳梗塞リハビリセンター ご利用者さまの声